肛門腺に細菌が侵入し、膿がたまることで発症します。
そのため、免疫力の低下や排便習慣の乱れが引き金になることもあります。
目次
主な症状｜痛み・腫れ・発熱・排便困難
たとえば、座るだけで激痛が走る、発熱を伴う、排便が困難になるなどの症状が現れます。
このように、日常生活に大きな支障をきたす疾患です。
原因｜肛門腺の感染・免疫低下・生活習慣
一方で、原因は複数あります。
- 肛門腺への細菌感染
- 免疫力の低下（疲労・ストレス）
- 排便習慣の乱れ（便秘・下痢）
- 清潔管理の不足
治療法｜切開排膿・抗生物質・入院処置の流れ
要するに、膿を出すことが最優先です。
- 外科的切開による排膿
- 抗生物質の投与
- 入院による経過観察
早期治療が痔瘻への移行を防ぐ鍵になります。
再発リスクと痔瘻への移行｜注意すべきポイント
結果として、膿瘍が再発すると痔瘻（じろう）へ移行する可能性があります。
痔瘻は慢性化しやすく、手術が必要になるケースもあるため、再発予防が重要です。
生活改善と予防策｜食事・排便習慣・清潔管理
このように、生活習慣の見直しが再発予防につながります。
- 食物繊維の摂取（例：サイリウムハスク）
- 規則的な排便習慣
- 肛門周囲の清潔管理
- 長時間の座位を避ける
実体験談｜発症から治療・回復までの記録
「最初は痔だと思って放置していた。痛みが限界になり病院へ。切開排膿後は劇的に楽になったが、再発が怖くて生活を見直した。」 ― 30代男性・会社員
関連語り｜腸内環境・便秘・サイリウムハスクとの関係
腸内環境の改善は、肛門疾患の予防にもつながります。
詳しくは、サイリウムハスクとは｜便通改善・腸内環境に効く食物繊維をご覧ください。
外部リンク｜医療情報と病院検索
詳しい医療情報は、日本大腸肛門病学会｜肛門周囲膿瘍と痔瘻の解説をご確認ください。
医療機関検索は、病院なび｜肛門科のある病院一覧が参考になります。
本当に危険なのは痔ろうへの進化
肛門周囲膿瘍は痛い、とにかく痛いです。熱も出ます。明日になったら良くなるかもしれない？いいえ、なりません。痛みが引いたならそれは膿瘍が決壊してます。それが外側に向かって決壊なら良いですが内側なら絶望的です。
ちなみに排膿も痛いです、麻酔なんて全く効かず膿瘍を切られ絞られます。
めちゃくちゃ痛くて心拍数と血圧があがりまくる。そのあと切り口にガーゼを突っ込まれ毎日交換しに通院します。交換が超痛いです。
でもそれを乗り越えると痛みがすっと消えます。鎮痛剤も必要ないです。
痔ろうは直腸と肛門の外に通路ができます、しかも複雑に枝分かれしながら。
当然、便や体液が通ります。通路に溜まりますと大変。炎症起きます。
治療法は手術のみ。しかもリスクは非常に大きく根治も場合によっては困難を極めます。
そしてガンの原因にもなります。
非常に危険な病気です。
肛門周囲膿瘍はその1歩手前です、間に合います。
一刻も早く医療機関を頼ってください。
私も肛門見せるの恥ずかしかったし、心の底から嫌でしたが、、そんなのは贅沢な悩みだったと後から思います。今の私なら秒で尻をみせます。
時間との勝負ですから、死ぬまで後悔する前に必ず行ってくださいね。
