2日目 停電は思った以上に深刻 

2日目の朝、いつも通りに洗面台に向かいました。

断水の噂があったので心配でしたが無事に水道は使えました。

ほっとしたのも束の間、お湯がでない。

ボイラーも電気を使い湯を沸かすので当然です。

水で顔を洗い頭を洗いました、まだ気温が低くないので大丈夫でしたが冬なら凍えます。

さらにドライヤーを使えないことを忘れていました。

ぼーっとしながらいつも通りに過ごす癖が抜けてませんでした、停電以外の被害がないので危機感を持っていなかったんですね。反省しています。

その後情報集のためラジオをつけ友人と情報交換しました。

噂の真実

断水が起きている

気になっていた断水ですがマンションの水を引っ張るポンプが作動せず断水していることが分かりました。

なるほど、だから水道が1階にある家は大丈夫なんだな。

マンションなどの高層に住んでいる方はこんな時の対策はしておいた方が良いと思います。

後からニュースでもやっていましたが水を何リットルも持って何度も高所まで運んでいる方が沢山いらっしゃったようです。

とにかく大変で苦しいけど水がなければどうしようもなく、エレベータが使えなくなる事まで考えていなかったので非常に苦労した。これからは飲料水を箱買いして置いておく。

など仰る方が多く、断水対策は特に大切な事だと感じました。

信号不灯によって事故多発

確かに信号は完全に停まっていました。交差点はかなり注意が必要です。

中にはスピードを緩めず爆走する心無い輩もいました。

しかし、事故は起きていなかったようです。みんなが注意を凝らし譲り合うことで防止されていました。

こんな時だからこそ人を思いやれる人は素晴らしいですね!この心は大切にしていかないといけないと子供に何度も言いました。

うざそうな顔していましたが心に残っていると信じてます(笑)

電気の復旧までに1週間かかる

これは正確には苫東厚真発電所の復旧に早くても1週間ほどの時間がかかるという話でした。

この話が捻れて停電復旧まで1週間という話が広まったようです。実際には二日目の晩に停電は復旧しましたが節電は必須という状況です。

結果的に復旧したから良いものの実際にあり得ない話ではありません。もしこれが現実になったのであれば流石に気も滅入るでしょうし経済にも大きく影響が出ます。現に震源地である厚真町付近は現在もなお復旧してない地区もあり大変な苦労をされている事と思います。

一刻も早く復旧することを祈ります。

連鎖地震

この地域は今後30年以内に80%の確率で大地震が起こると言われています。

つまり、いつ来てもおかしくありません。10年程の間隔で2度体験している住民は皆わかっている事ですからこのような話が出たのだと思います。

しかし、この噂を信じて慌てる方もいるかもしれませんし安易に噂を流すのは危険です。デマを流すのは止めましょう。

情報を正しく入手するために必要なこと

まず、広まった噂や情報は人によって真実でありそうでないこともあるということ。

災害時の情報収集の難しいところはこういう所に現れるんですね。

少なくとも自分の住む地域や環境で地震などの災害が発生したときにどのような被害が出る可能性があるのかということを知っておくことが大事なことだと思います。

あらかじめ想定しパニックになる事を防ぐ事で余裕がうまれます、そうする事で落ち着いて情報の取捨選択をすることができます。

例として

津波の被害に遭う可能性がある場所か?

川の氾濫や土砂被害の可能性がある場所か?

この二つを知ってるだけでも「〇〇地域は氾濫してる」などの情報に踊らされる事を防げますよね?しかし、昔から住んでる人が大丈夫だと言っていた。というような根拠の浅い情報は裏付けを取りましょう。ここ最近の被害は過去に例がないような場合も多いため注意が必要です。

予備知識が非常に大切だと今回は知ることができました。

次のページでは停電時に役立ったもの、あったら良かったと思った物をまとめたいと思います。

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